忍者ブログ

いけいけ機械学習

統計、機械学習、AIを学んでいきたいと思います。 お役に立てば幸いです。

【DS検定】セキュリティ7要素を攻略③:システムの停止を防ぐ「可用性」

情報セキュリティの7要素を順番に解説するシリーズ。第3回は、システムがいつでも安定して使えることを保証する「可用性」を取り上げます。

1. 【 問題 】

情報セキュリティの要素の中で、認可された利用者が、必要な時にいつでも情報資産や関連する資産にアクセスし、使用できる状態を維持することを指すものはどれでしょうか?

① 機密性(Confidentiality)
② 完全性(Integrity)
③ 可用性(Availability)
④ 真正性(Authenticity)


2. 【 解答 】

正解: ③ 可用性(Availability)

3. 【 解説 】:情報セキュリティの7要素

基本の3要素(CIA)に、さらに4つの特性を加えた「7要素」を整理します。試験ではそれぞれの定義の「違い」が問われます。

[ 基本の3要素:CIA ]

1. 機密性(Confidentiality)
 → 「漏洩防止」。許可された人だけが使える。

2. 完全性(Integrity)
 → 「改ざん防止」。情報が正確で最新である。

3. 可用性(Availability)
 → 「停止防止」。必要な時にいつでも使える。

[ 付加的な4要素 ]

4. 真正性(Authenticity)
 → 「なりすまし防止」。本人が作成したと証明できる。

5. 責任追跡性(Accountability)
 → 「ログの証拠」。誰がいつ何をしたか追跡できる。

6. 否認防止(Non-repudiation)
 → 「しらばっくれ防止」。後から事実を否定できない。

7. 信頼性(Reliability)
 → 「処理の確実性」。意図した通りに正しく動作する。

--------------------------

「必要な時にいつでもアクセスできる」は、可用性の定義です。

■ 具体的な対策例(可用性)
二重化(冗長化): サーバや回線を予備も含めて複数持ち、故障時に切り替える。
UPS(無停電電源装置): 停電時に電力を供給し、システム停止を防ぐ。
バックアップからの復旧演習: 災害時に迅速にシステムを立ち上げられるようにする。


4. まとめ

DS検定や情報処理試験において、「いつでも使える」「稼働率」というキーワードが出たら「可用性」を選びましょう。これで基本の3要素(CIA)が揃いました。次回からは付加的な4つの要素について順次整理していきます。


PR