【DS検定対策】確率の余事象を攻略!「積が偶数」は逆から考えるのがコツ
確率の計算で「〜が偶数になる」「少なくとも〜」という言葉が出てきたら、そのまま数える前に「逆のパターン」を考えた方が早い場合があります。今回はサイコロの積を題材に、効率的な解き方を解説します。
1. 問題:2つの目の積が偶数
【 問題 】 大小2個のサイコロを同時に投げたとき、出る目の積(かけ算)が「偶数」になる確率はいくらでしょうか?
① 1/4 ② 1/2 ③ 3/4 ④ 5/6
2. 整理:世界を「奇数」で絞り込む
「積が偶数」になるパターンは、【奇×偶】【偶×奇】【偶×偶】と多くて大変です。そこで、唯一の例外である【奇数 × 奇数 = 奇数】だけを数えて、全体から引く「余事象」の考え方を使います。
【 世界の切り出し 】
[ 全体の世界 ]
6(大) × 6(小) = 36通り
[ 逆の世界(積が奇数になる場合) ]
積が奇数になるには、「大も小も両方とも奇数」である必要があります。
・大が奇数:{1, 3, 5} の 3通り
・小が奇数:{1, 3, 5} の 3通り
3 × 3 = 9通り
[ ターゲット(積が偶数になる場合) ]
全体(36) - 逆の世界(9) = 27通り
--------------------------
◎ 確率: 27 / 36 = 3 / 4
6(大) × 6(小) = 36通り
[ 逆の世界(積が奇数になる場合) ]
積が奇数になるには、「大も小も両方とも奇数」である必要があります。
・大が奇数:{1, 3, 5} の 3通り
・小が奇数:{1, 3, 5} の 3通り
3 × 3 = 9通り
[ ターゲット(積が偶数になる場合) ]
全体(36) - 逆の世界(9) = 27通り
--------------------------
◎ 確率: 27 / 36 = 3 / 4
3. 計算プロセス(図解イメージ)
1. 全事象を把握: 6×6の36マスをイメージします。
2. 例外を引く: 36マスの中で、縦も横も「1,3,5」が交差するエリア(3×3=9マス)だけが「積が奇数」のエリアです。
3. 答えを出す: 残りの 27マスが「積が偶数」になります。 27/36 を約分して 3/4。
4. DS検定形式:実戦4択クイズ
問:ある事象Aに対して、「事象Aが起こらない」という事象のことを、統計学・確率論で何と呼ぶか。
① 独立事象 ② 排反事象 ③ 余事象 ④ 条件付き事象
【 正解: ③ 】
解説: ある事象が「起こらない」方の事象を「余事象(よじしょう)」と呼びます。全体の確率1から事象Aの確率を引くことで、複雑な計算をショートカットできる、データ分析でも必須のテクニックです。
5. まとめ
「偶数になる組み合わせを全部書き出す」のは時間がかかり、ミスも起きやすくなります。「逆(奇数)を数えて引く」という視点を持つだけで、計算スピードは劇的に上がります。DS検定の限られた時間内でも、この「引き算の思考」を武器にしましょう!
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