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いけいけ機械学習

統計、機械学習、AIを学んでいきたいと思います。 お役に立てば幸いです。

四分位数、メジアン、パーセンタイル、ヒンジ

四分位数


昇順のデータを同数に4等分したとき、全体の1/4, 2/4 , 3/4の位置にある

値を四分位数。

順に、第1四分位数、第2四分位数、第3四分位数という。


メジアン


すべてのデータを大きい順に並べた時に、中央に位置する

数字をメジアン(中央値)という。

メジアンは、第2四分位数である。


パーセンタイル


データを100分割した場合のデータの位置をパーセンタイルという。

例えば、第1四分位数は、25パーセントタイル、中央値は、50パーセンタイル。


ヒンジ


下限ヒンジ

メジアン以下のデータのメジアン。

第1四分位数と、近似的に一致。

上限ヒンジ

メジアン以上のデータのメジアン。

第3四分位数と、近似的に一致。
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交差検証

データを分割し、一部でモデルを作成し(訓練データ)、

残るデータでテスト評価を行う(評価用データ)。

1.ホールドアウト法

データを訓練用データ(例:全体のデータの70%)、

評価用データ(例:全体のデータの30%)に2分割する。

2. k分割法

・学習用データをk個に分割

・k個のうち、1つを評価用データ、残りを学習用データとして、

学習・評価をk回実行する。




CRISP-DM

データマイニングの標準的なプロセス。次のようなライフサイクルとなる。


1.ビジネスの理解

プロジェクトの目的や要求を、ビジネスの視点から理解する。それをデータマイニングの問題として定義する。


2.データの理解

データを集め、データの品質向上や、利用するデータの特定を行う。


3.データの準備

データのクリーニングなどを行い、データセットを準備する。


4.モデリング

いろいろなモデルで、いろいろなパラメータでの施行を行う。


5.評価


6.ディプロイメント





名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比例尺度

データの種類を表す。このデータの種類により、分析手法も異なってくる

1.名義尺度

・「男性には1、女性には2」の「1」「2」

・ラベルとしては、機能するが、大小比較等、数字には、意味がない

・カテゴリーデータとも呼ばれる

・2つの値をとるとき、二値データとも呼ばれる

・四則演算は、できない

・例としては、性別、○○分類、背番号、血液型、天気

2.順序尺度

・「理解できたは1、少し理解できたは2、理解できないは3」の「1」「2」「3」

・順番には意味があるが、「1と2の差」と「2と3の差」が同じ程度か、どうかには、意味がない

3.間隔尺度

・順番と間隔に意味がある

・華氏の温度が例

 10度と20度の差は、15度と25度の違いに等しい

・加減には意味があるが、乗法や除法には、意味がない

・例としては、知能指数

4.比例尺度

・間隔尺度に、自然数の0が加わる

・年齢があてはまる

・加減乗除が可能なデータ

・例としては

 長さ、重さ、時間、体重、身長、売上高、費用

・長さは比例尺度であり、温度は間隔尺度である

 4mは、2mの2倍という言い方ができる

 摂氏4℃の気温は、2℃の2倍暑いという言い方はできない