1.帰無仮説H0 、対立仮説H1をたてる
2.帰無仮説H0が正しいとして、標本の検定統計量を計算する
3.2,で得られた値が、統計量が従う分布の中で、破棄域にあるかを判定する
(1) 破棄域にある場合
帰無仮説H0は、棄却。対立仮説H1は、採択
(2) 破棄域にない場合
帰無仮説H0は、採択
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検定の考え方
帰無仮説が正しい場合に、発生する可能性が極端に低いデータが得られた。
これは、起こりにくいことが偶然起こったのではなく
帰無仮説が間違っている、と考える
推定
母集団の平均等の値を、推測すること
検定
母集団に対しての仮設を、統計的に検証すること
仮説検証の誤り
1.第一種過誤
帰無仮説(H0)が、真であるが
H0を棄却してしまう
2.第二種過誤
対立仮説(H1)が、真であるが
H1を棄却できない
帰無仮説と対立仮説
・母集団に関して、統計的推測を行う、検定の際、検定の対象となる命題を
帰無仮説
といい
H0
で表す
・仮説が成立していると判断するとき、帰無仮説を、棄却しない
・仮説が成立しているとは言えない、と判断するとき、帰無仮説を、棄却する
・帰無仮説が棄却されると、それに対立する仮説が成立していることになる。
この仮説を
対立仮説
といい、
H1
であらわす。